DemoFallおよびTechCrunch50の参加製品、米CNETが選ぶトップ10 - (page 2)

文:Rafe Needleman(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年09月17日 07時00分

「RealDVD」

 ようやく登場した、ムービーDVDをコンピュータにリッピングできる合法的な製品。制限回数を超えたコピーを防ぐDRMが組み込まれている。

 気に入った理由:必要だから。既存のソリューションは普通の人には複雑すぎる。

 成功の可能性:中くらい。RealDVDは50ドルのソフトウェアアプリケーションだが、競合する製品は無料で提供されている。そのうえ、コピーされたDVDを別のデバイスで再生するには、20ドルかかる点も痛い。

 参加:Demo

realDVD

「Swype」

 タッピングの代わりに、指やスタイラスを画面キーボードでドラッグして入力できる、タッチスクリーン機器のテクノロジ。デモを参照してほしい。SwypeはTechCrunch50のトップ製品の次点だった。

 気に入った理由:試したところ、とても良かった。また、発明者は、25億台の携帯電話にT9入力方法を導入した人物だ。

 成功の可能性:中くらい。ビジネスモデルは、このテクノロジを広範囲にライセンス供与することだ。対象にできる市場は巨大で、英数字入力を採用しているすべてのタッチスクリーン、ホームエンターテイメント機器がターゲットになる。しかし、非独占的な契約を得るのは難しいだろう。

 参加:TechCrunch50

Swype

「VideoSurf」

 人を識別できる画期的なビデオ検索エンジン。

 気に入った理由:インターネットではビデオコンテンツが急増しており、タグ、タイトル、キャプションを検索するだけではないビデオ用の「Google」が必要だ。VideoSurfは実際にファイルに入り込んで顔を認識する。

 成功の可能性:不明。今のところはデモウェアだ。まだ試していないが、宣伝通りに機能するのであれば、稼げる可能性が非常に高い。

 参加:TechCrunch50

VideoSurf

「Yammer」

 ビジネス向けの「Twitter」。質問は、「今、何しているの?」ではなく、「今、どんな仕事をしているの?」だ。YammerはTechCrunch50カンファレンスで最優秀賞を獲得した。

 気に入った理由:SocialCastと同様、時代にぴったりなテクノロジだと思う。労働者はプライベートでこのようなツールに慣れ親しみつつあり、この製品が問う質問への答えは、仕事をしている人たちの役に立つだろう。

 成功の可能性:中くらい。この市場に参入する際の障壁は低く、テクノロジの構築は難しくない。このようなソーシャルテクノロジのビジネス世界への移行は必然だ。

 参加:TechCrunch50

Yammer

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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