また、Utagoe Live100上で配信しているライブストリーミングであれば、ミニブログのようにユーザーのステータスを表示できる機能や、気に入ったストリーミングに対して画面上でハートマークを送るといった機能も利用できる。「ブロードキャストとブロードキャストによるゆるやかなコミュニケーションの提供を目指した」と同社代表取締役社長の園田智也氏は語る。
同サービスのベースとなっているのは、同社が2004年の愛知万博で公開した「Cafenet」というサービス。当時は回線の都合などもあり、20画面ほどの同時中継しかできなかった。だが今回、サーバサイドの負荷分散技術を使うことによって、下り400kbps程度の回線速度で100以上のライブストリーミングを同時に表示することが可能になったという。
今後は、コマーシャル動画の配信をはじめ、ステータスの文言を解析して、関連するアフィリエイト広告を表示する「ステータス連動広告」、エンタープライズ向けの大規模ビデオ会議ツールとしての提供などで収益化を目指す。また、年内にもiPhoneや携帯電話向けにもサービスを展開する予定だ。
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