Google最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は米国時間8月28日、同社広告をYahooの検索結果とともに表示する提携について、10月初旬までに開始されるとBloombergに語った。これにより、同氏は、この提携について少なくとも現在のところ、独占禁止法関連の調査により頓挫していないことを示唆した。
GoogleとYahooは、6月12日に発表された提携を開始するまで3カ月半の猶予を与えており、Schmidt氏の発言は、同提携が依然計画通りであることを示唆している。この期間は、およそ10月第1週までとなっている。
Schmidt氏は、「われわれは前進するつもりだ」とBloomberg Televisionで語った。
同氏は、独占禁止法関連の調査について、「政府との話し合いの過程にある。政府側は、われわれへの対応方法を明らかにしていない」と述べ、「不安がないわけではないが、われわれの論拠はかなり強力だ(中略)Yahooは、自社と弊社のネットワークの最良部分を取り、統合するつもりがあることを明確にしている」と付け加えた。
この提携は、Yahooがより財政的に成功するための施策として最も注目されている。同社は初年度の営業キャッシュフローが2億5000万〜4億5000万ドル、年間売上が最大8億ドル見込めると述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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