Cisco Systemsは米国時間8月27日、2億1500万ドルでPostPathを買収する計画を発表した。
買収は10月末までに完了する予定で、PostPathが提供する、Linuxベースの電子メールおよびスケジュール管理ソフトウェアを、CiscoのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)サービスに統合し、Ciscoのコラボレーションポートフォリオの強化が図られる。
Ciscoのコラボレーションプラットフォームには、インスタントメッセージング(IM)、音声、動画、データ、ドキュメント管理や、Web 2.0アプリケーションなどが含まれる。PostPathは、CiscoのCollaboration Software Groupに統合される予定である。
「PostPathの買収は、生産性を真に向上させ、より高い満足度のユーザーエクスペリエンスを提供し得る、現在および将来のワークスタイルに適した統合コラボレーションプラットフォームの開発を目指す、われわれの戦略を強化するものとなる」と、CiscoのCollaboration Software GroupのシニアバイスプレジデントであるDoug Dennerline氏は、今回の発表で語っている。
これまでCiscoは、2年に及ぶコラボレーション市場の強化戦略を採用してきており、最高経営責任者(CEO)のJohn Chambers氏は、この技術分野にこそ、次なるイノベーションの波が訪れることになると注目してきた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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