ネットワーク機器大手のCisco Systemsが新たな企業買収によりビデオ分野の専門知識の拡大を図っている。
Ciscoは米国時間6月10日、デンマークに拠点を置く新興企業DiviTechを買収する計画を発表した。実現すれば、Ciscoにとって128度目の企業買収となる。
DiviTechは、ケーブルテレビやIP(Internet Protocol)テレビサービスのプロバイダー、およびメディア放送局は、特定のエリアにその地域のニュースやオンデマンドビデオサービスといったローカル番組やコンテンツを提供可能にするソフトウェアを開発してきた。
Ciscoは、DiviTechの技術を同社の既存の製品群に統合する計画だという。その中には、これまでに買収したScientific-Atlanta、Arroyo Video Solutions、Tivellaの製品も含まれる。
買収額などの金銭的な詳細は明らかにされていない。
Ciscoは、7月に終了する第4四半期中にDiviTechの買収を完了する見込みとなっている。買収完了後、DiviTechはCiscoのDigital Media事業部門に統合される。また同社の従業員は、コペンハーゲンにあるCiscoのオフィスに移転することになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力