エンターブレインは8月21日、日米3カ国のゲームソフト売上ランキングをまとめた企業向けの有料レポート「Top Global Markets Report」を販売すると発表した。これは、米The NPD Groupおよび英GfK Chart-Track Limitedとゲームマーケティングデータに関して提携したことで実現したもの。国内外のランキングデータをまとめて提供するサービスは業界初という。
レポートによると、2008年1月から7月の7カ月間、3カ国の合計でもっとも販売本数の多かったソフトは、「GRAND THEFT AUTO IV」(日本未発売)で累計販売本数は629万3000本であった。2位は「マリオカートWii」(552万5000本)、3位は「大乱闘スマッシュブラザーズX」(543万3000本)、4位は「Wii Fit」(360万4000本)、5位は「ギター ヒーロー3 レジェンド オブ ロック」(347万5000本)となっている。
なお、日本のみでのランキングでは、1位が「大乱闘スマッシュブラザーズX」(168万1000本)、2位が「マリオカートWii」(160万1000本)、3位が「Wii Fit」(154万7000本)となり、世界、日本ともに任天堂の強さが際だっている。
ランキングデータは、前月に各国で発売された全ソフトのタイトル、販売本数、ジャンルなどをエクセルファイル形式ファイルで提供するもので、月1回のペースで配信するという。当初は英語版のみでの提供となるが、年内には日本語版も提供する予定だ。
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