ミクシィ、認証サービス「mixi OpenID」を提供--「mixi Platform」第1弾

鳴海淳義(編集部)2008年08月20日 11時08分

UPDATE  ミクシィは8月20日、オープンな分散認証技術「OpenID」とソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」を融合した認証サービス「mixi OpenID」を同日15時に提供開始することを発表した。mixiのサービスを外部パートナーと共同で構築する仕組み「mixi Platform」の第1弾だ。

 mixi OpenIDを利用することで、mixiユーザーは世界中のOpenID対応ウェブサービスを、個別にユーザー登録することなく利用できるようになる。

 mixi OpenIDでは、ソーシャルグラフ(人と人のつながり)を認証する「マイミクシィ認証」と「コミュニティ認証」の2種類の認証サービスを提供する。

 mixi OpenIDに対応するウェブサービスは、マイミクシィ認証を利用することで、mixiの特定ユーザーの友人だけに閲覧や更新を許可するアクセス制御を実行できる。また、コミュニティ認証を使うと、mixiの特定コミュニティに参加しているユーザーだけにアクセスを制御できる。

 mixi OpenIDがサポートする仕様は以下の4つ。

  • OpenID Authentication 2.0
  • OpenID Attribute Exchange 1.0
  • OpenID Simple Registration Extension 1.0
  • Yadis Discovery Protocol

 ミクシィはmixi Platformを今後の成長戦略の柱の1つに位置づける。第1弾サービスであるmixi OpenIDに続き、mixiのデータを外部のサービスで使える仕組みや、mixiでアプリケーションを提供、利用できる仕組みなどを順次提供していく予定だ。

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