Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同調査のもと、OpenIDに関する調査を実施した。
2008年1月30日、Yahoo!JAPANは以下のようなリリースを発表しました。
〜引用開始〜
ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は1月30日より、Yahoo! JAPAN IDの利用範囲を広げて利用者にさらに利便性の高いサービスを提供するため、外部サイトでもYahoo! JAPAN IDを利用可能にするOpenIDの発行サービスをベータ版として開始します。
〜引用終了〜
引用元:「外部サイトでYahoo! JAPAN IDを利用可能にするOpenIDの発行サービスを開始」(Yahoo!JAPANプレスリリース)
OpenID自体は数年前から日本でもサービスが開始されていたが、Yahoo!JAPANの参入、そしてシックス・アパート、日本ベリサイン、そして野村総合研究所(NRI)の3社による「OpenIDファウンデーション・ジャパン(仮称)」の設立など(設立は4月を予定)、日本でも普及に向けた動きが活発化している。
本調査では、OpenIDの認知や利用状況、そして今後OpenIDが普及していくために必要な事などを明らかにしていく。
≪調査結果サマリー≫
Q1では、OpenIDの認知と利用状況を尋ねた。その結果、
Q2では、Q1で利用したことがないと回答した494人に対して、OpenIDの説明文を読んでもらい、その利用方法をイメージできるかどうかを尋ねた。その結果、
≪説明文≫
OPEN IDとは、1つのIDでインターネットのさまざまなウェブサイトの認証をしてくれる仕組み。
IDにURLを使うという特徴がある。
Q3では、OpenIDのセキュリティ面への信頼を尋ねた。その結果、
Q4では、再度OpenIDへの信頼について尋ねた。ただし、今回は1月30日に発表があったYahoo!JAPANのOpenIDへの参入を伝えた上で、信頼が増すかどうかを尋ねた。その結果、
それでも40%以上のユーザーは依然としてOpenIDへに対して何らかの不安を感じている。ただし、50%以上のユーザーがYahoo!JAPANの存在により、OpenIDへの信頼が増すと回答している事個からは、日本最大級のポータルサイトである
Q5では、OpenIDの利用意向を尋ねた。その結果、
最後にQ6では、Q5でOpenIDを利用したいとは思わないと回答した223人に対してその理由を尋ねた。その結果、
その他の自由回答としては、「共通のIDだと、一度どこからから情報が漏れた時の被害が全てに及ぶから」「自分でメモ帳にでも保存すればよい」などの意見が寄せられた。
自由回答の結果を見てもわかるように、
調査は、メディアインタラクティブが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象者 :20歳〜49歳の男女
調査期間 :2008年2月19日〜2008年2月21日
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :メディアインタラクティブ
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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