ソニーは8月18日、ビデオカメラ「ハンディカム」などで撮影したHD映像やSD映像を、PCを介さずに12cmDVDディスクへワンタッチでダビングでき、ダビングしたHD映像を本体でも再生できるDVDライター「VRD-MC10」を、10月10日より発売すると発表した。価格はオープンだが、市場推定価格は4万5000円前後となる。
VRD-MC10は、AVCHD規格のHD画質映像を12cmDVDディスクに保存できる機能に加え、本体再生機能を搭載した新モデルだ。
ハイビジョンハンディカムで撮影した映像は、付属の「ハンディカムステーション」とVRD-MC10をUSBケーブルで接続すれば、12cmDVDディスクへ高速ダビングできる。ダビングしたDVDディスクへは映像の追記も可能だ。
また、DV規格に準拠している他社製のDVビデオカメラレコーダーで撮影した映像も、VRD-MC10本体とビデオカメラレコーダーをi.LINK接続することでダビングを実現。コンポジット映像入力端子も装備しているため、8mmビデオカメラなどのアナログ映像もデジタル変換し、ダビングできる。
さらに本機から、動画と写真を1枚のDVDディスクへまとめてダビングできるようになり、撮影した映像をイベントごとに整理することも可能となった。
なお、作成したDVDディスクは、AVCHD対応のBlu-ray Discレコーダーや「PLAYSTATION 3」など、AVCHD再生対応機器でも再生可能だ。
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