圧倒的薄さのサイバーショットT77、T700が登場--最薄部は13.9mm

加納恵(編集部)2008年08月07日 14時26分

 ソニーは8月7日、デジタルコンパクトカメラ「サイバーショット」において、超薄型で手ブレ補正機能を内蔵したエントリー機「DSC-T77」(T77)とハイエンド機「DSC-T700」(T700)の2機種をラインアップした。発売は9月5日より。価格はともにオープンとなる。

 T77は奥行き15mm、T700は奥行き16.4mmの超薄型で、現行機に比べ約5〜6mmのサイズダウンを実現。スリムボディながら光学式手ブレ補正機能を内蔵したほか、「スマイルシャッター」や「新おまかせシーン認識」などの撮影機能を備える。

 スマイルシャッターは、タッチスクリーン液晶部にスマイルダイレクトアイコンを搭載し、撮影モードの切り替えを簡略化したほか、現行モデルにある枚数制限を取り除くなど改善された。従来6枚固定撮影だった撮影枚数制限は無制限となったほか、スマイルシャッター中の光学ズーム撮影や通常撮影との併用にも対応する。

 両機種ともに撮像素子には、1010万画素の1/2.5型CCDを採用、光学4倍ズームを備えるなど、基本性能も向上した。

 エントリー機となるT77は、最薄部13.9mmを実現した超スリムデジカメ。手ブレ補正機能搭載モデルとしては世界最薄となる。3型の液晶タッチパネルを装備。カラーはグリーン、ピンク、ブラウン、ブラック、シルバーの5色展開となる。店頭想定売価は3万8000円前後の見込み。

「サイバーショット DSC-T77」 「サイバーショット DSC-T77」

 T700は、奥行き16.4mmのスリムボディに4Gバイトの内蔵メモリを備えた大容量メモリモデル。VGA画質で約4万枚の画像を本体に保存でき、1台で撮る、見る、保存の3役をこなす。

 液晶はT77よりも大きい3.5型を採用。現行機「DSC-T300」の解像度23万ドットに比べ、T700は92万ドットと4倍以上の高精細タイプとなる。本体には、日付、イベント、フォルダ、お気に入りなど4つのビューモードを設け、画像検索性能もアップ。人物、こども、赤ちゃん、笑顔など顔別の検索も行える。

 本体カラーは、シルバー、ゴールド、ピンク、レッド、グレーの5色をそろえた。店頭想定売価は4万5000円前後の見込み。

「サイバーショット DSC-T700」 「サイバーショット DSC-T700」

 また、T77、T700用アクセサリーも同時に発表された。専用ケースは6色展開のハンドストラップ付きタイプ「LCS-THP」(価格:4200円)、牛革、山羊革を使用したスタイラス付きタイプ「LCJ-THD」(価格:4200円)、セミソフトケースの「LCM-THB」(価格:3675円)の3種類をラインアップ。9月5日より発売される。

 海、川などアウトドア使用時に便利なマリンパックは、最薄部38mmで、水深40mまで対応する専用マリンパック「MPK-THG」(価格:2万4150円)と、水深1.5mまで対応した専用アクティパック「APK-THA」(価格:7350円)の2種類を用意した。こちらの発売は9月19日を予定している。

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