サイバーエージェント子会社、台湾でSNSに本格参入

 サイバーエージェントの連結子会社で、オンラインペット育成コミュニティ「meromero park(メロメロパーク)」を運営するマイクロアドは8月8日、台湾の尚凡資訊有限公司(サンファン)と事業提携し、8月18日から台湾でmeromero parkのサービスを開始すると発表した。

 meromero parkは、「メロ」と呼ばれるオンラインペットを育てながら、ユーザー同士でメッセージの交換やアイテムの売買などができるペット育成型コミュニティサービス。現在、meromero parkの会員数約50万人のうち、約20%にあたる約10万人が台湾からアクセスしているという。

 台湾版meromero parkでは、サンファンが台湾の商習慣や文化にあわせてローカライズしたサービスを提供することで、台湾ユーザーの取り込みを図り、台湾における課金収入と利用者拡大を狙う。

 また、同社が運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「愛情公寓(iPartment)」の200万人の会員に対し、台湾版meromero parkの紹介と誘導を行い、2009年末までに会員数100万人を目指す。

 マイクロアドは、2010年までにアジアやヨーロッパ、北米など世界20カ国でmeromero parkを展開するとしている。

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