Facebookは、向こう数カ月以内に、Microsoftの技術を使ってウェブ検索やスポンサー付きテキストリンクの提供を開始する。これは、両社の戦略的関係の拡大の一環だ。
Microsoftの検索部門の責任者を務めるSatya Nadella氏が米国時間7月24日に明らかにしたところによると、Facebookは、Microsoftが提供するAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使って、Microsoftのウェブ検索機能や有料検索結果を同社の米国版サイトに組み込むという。現在Facebookは、ソーシャルネットワーク用として自社製検索エンジンを使用しているが、このエンジンではウェブからの検索結果は表示されない。Microsoftとの提携は、米国内に限られる。
Nadella氏はMicrosoft本社で開催した金融アナリスト向けの説明会で、「(Facebookの新サービスの提供開始は)秋になる」と語った。
2007年10月、MicrosoftはFacebookに2億4000万ドルを投資した。当時、Facebookの企業価値は150億ドルと評価されたと報じられた。当時、両社は広告分野で提携し、MicrosoftがFacebookのために文脈広告の販売、提供を行うことになった。
MicrosoftのライバルであるGoogleは、Facebookと競合するMySpaceに検索とスポンサー付き検索結果リストを提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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