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ミクシィ、課金サービスと中国事業で収益モデルの多様化図る

鳴海淳義(編集部)2008年08月06日 19時17分
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 ミクシィは8月5日、2009年3月期第1四半期(2008年4月1日〜2008年6月30日)の決算を発表した。売上高は前年同期比34.1%増の28億8300万円だった。また同日、第2四半期累計期間の業績予想を上方修正し、営業利益を17億円(3億円増)、純利益を9億円(1億5000万円増)としたことも発表した。

 2009年3月期第1四半期の売上高は28億8300万円(前年同期比34.1%増)、営業利益は10億1000万円(同10.9%増)、経常利益は10億1300万円(同10.9%増)、純利益は5億5000万円(同10.9%増)だった。

 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)事業「mixi」は、機能の改善や追加により、ユーザー数、ページビュー(PV)ともに成長した。ユーザー数は7月13日に1500万人を突破。月間PVはPC版が48.1億、モバイル版が88.5億で、あわせて136億に達した(2008年6月時点)。広告販売も好調で、特にモバイル広告とPC版のブランディングバナーが伸びたという。

 一方で求人事業の「Find Job!」は有効求人倍率が低下傾向にあり、厳しい事業環境にあるという。売上高を事業別にみると、mixiの広告収益が全社売上の約85%を占めている。残りは、Find Job!が9.1%で、mixiの課金サービスによる収益が5.2%だった。

笠原健治 ミクシィ代表取締役社長の笠原氏

 今後はmixiの課金サービスの割合を増やし、収益モデルの多様化に注力していく方針だ。第1四半期はプレミアムサービスに続く課金サービスとして、「mixi Radio」と「ギフトソング」を提供開始した。またコンテンツ課金の第1弾である「キャラクターミクコレ」も提供した。

 ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏は、「キャラクターミクコレは手ごたえを感じている。ほかの分野にも横展開していきたい」と述べた。

 もう1つ、収益モデル多様化の鍵となるのが中国進出だ。ミクシィは5月に上海に子会社を設立し、6月にはSNSのテスト版を開始した。サービスの公開時期は未定だが、2008年内にオープンすることも可能だとしている。中国市場の現状については、「純粋なSNSでそこまで強い企業はいない。そのなかでソフトバンクが出資している『校内網』は1番強い」と分析している。中国事業は2、3年後の収益化を目指すという。

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