南カリフォルニア大学アネンバーグ校付属シンクタンク「ノーマン・リア・センター」の研究員リーダーを務めるJohanna Blakley(ジョアンナ・ブレーカリー)氏は、デザインには著作権がなく、ファッション業界ではコピーが一般的に行われているとした上で、「知的財産(IP)に対する保護がないにもかかわらず、ファッションは大きな産業になっている」と指摘。コピーが人々の創作活動を加速している一方、「名声ベースの業界のため、コピーしないことへのインセンティブが存在する」として、コピー作品とオリジナル作品の共存が可能だとの見方を示した。