AOLは米国時間8月4日、広告配信技術「Platform-A」の、サードパーティー向けモバイル広告部門を正式に立ち上げたと発表した。新部門は、AOLが2007年春に買収したモバイル広告の新興企業Third Screen Mediaから生まれた。
Third Screen Mediaは独自のモバイル広告ネットワークを運営しているが、4日のAOLの発表は、AOLが「広告枠割り当て(inventory partitioning)」と呼ぶ戦略を用いる新技術が中心だった。これは、パブリッシャーが広告を複数のネットワークから掲載できるようにするための技術で、言い換えるなら、利用できる広告の何%をどのネットワークでいくのか、パブリッシャーはウェブのインターフェースを使って選別をできるようになる。
モバイル広告は「iPhone 3G」の発売で大きく弾みがついた。広告ネットワークも新興企業もAppleのデバイスの周りに群がっている状況で、ウェブ開発にとってもサードパーティーのアプリ開発にとっても、モバイル広告はホットな新プラットフォームとなっている。
Platform-Aのモバイル広告オプションは、モバイル向けウェブ広告へのテキストと画像メッセージから、動画やダウンンロードできるアプリまでそろっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス