日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST、中西宏明会長兼CEO)は、レコーダーなどのデジタル機器向けの3.5型HDD「CinemaStar」の新製品を発表した。「CinemaStar 7K1000.B」と「CinemaStar 5K320」の2機種を販売。「CinemaStar 7K1000.B」は8月、「CinemaStar 5K320」は9月のに出荷を開始する。
「7K1000.B」は毎分7200回転で、160GB-1TB(テラバイト=1000GB)まで容量のモデルを用意する。消費電力制御技術「HiVERT(Hitachi Voltage Efficiency Regulator Technology)」を搭載しており、デジタル家電の製品寿命に関連する冷却や省電力設計に貢献することができるという。
一方、「5K320」はデジタル家電の静音化と省エネ技術「CoolSpin」を採用。モーターの回転数を最適化し、アイドルモード時の消費電力を3.1ワットまで落とすことで静音性と電力コストの低減を図った。容量は250と320GBを用意した。
2機種ともに、データ保全と信頼性に優れる垂直磁気記録方式、耐衝撃性に優れるロードアンロード機構を採用した。データセキュリティ要求に対応した暗号化技術「Bulk Data Encryption」をオプション機能で対応する。
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