NECとNECアクセステクニカは7月28日、次世代高速無線LAN規格IEEE802.11n Draft 2.0に対応し、アンテナ内蔵のシンプルなデザインを採用したワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR8100N」を発表した。価格はオープン。
ルータ単体モデル「AtermPA-WR8100N」(店頭想定売価:1万2800円)に加え、USBスティックタイプ子機「AtermWL300NU-G」(店頭想定売価:9800円)、PCカードタイプ子機「AtermWL300NC-G」(店頭想定売価:9800円)と、それぞれのセットモデル「AtermWR8100N USBスティックセット」(店頭想定売価:1万5800円)、「AtermWR8100Nワイヤレスカードセット」(店頭想定売価:1万5800円)を用意し、同日より販売を開始する。
新製品はIEEE802.11n Draft 2.0に加え、無線LAN規格の中で最も普及している11b/11gに対応したスタンダードタイプ。また、2ストリームMIMOなどの「11nテクノロジー」を利用することで、従来の11g対応商品と比較して約4倍の高速通信を実現した。
さらに、アンテナや無線回路などの送受信機能を最適化した「ロングレンジ設計」により、遠距離にある子機との接続時においても高速通信が可能だ。
本体に通信用のアンテナ2本を内蔵した、シンプルなデザインを採用。無線LANやインターネット接続設定を本体のボタン操作で手軽に行う機能を搭載することで、家庭での接続機器や接続形態にあわせたスムーズな導入を可能にした。ネットスター社の提供するインターネット悪質サイトブロックサービスにも対応している。
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