情報通信研究機構が北京でオリンピック期間中、音声音訳サービスの実証実験

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、8月8日から北京で開催される夏期オリンピック期間中、北京市内において日本人旅行者と北京在住日本人100名をモニターとする音声翻訳技術の実証実験を行う。

 今回行われる実験では、NICTが開発した「携帯電話音声翻訳サービス」を使用。海外旅行の会話を中心とした日常会話を携帯電話に向かって話しかけると、翻訳結果が音声で再生される。

 さらに、今回の実証実験用に北京市内の観光、ショッピング、移動、食事に用いられる数千語の固有名詞辞書を新たに整備。また、場所やシーンにより固有名詞辞書の語彙を切り替える機能、翻訳結果の音声を合成する機能、日本語→中国語→日本語というように、翻訳結果を逆方向に翻訳して確認する機能が、携帯電話向け音声翻訳として世界で初めて実現されている。

 実験のモニターは、JTB北京オリンピック観戦ツアーに参加する日本人旅行者50名(予定)を対象に募集。移動、観光、ショッピング等におけるコミュニケーション手段としての音声翻訳機能の実証および、必要な技術項目の分析などを行う。また「音声翻訳専用機」を使用した、北京在住日本人50名(予定)を対象にした、実証実験も行う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加