独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2007年年度まで実施していたソフトウェア開発支援事業である「未踏ソフトウェア創造事業」。2007年に同事業に採択されたプロジェクトに「一億総放送局化を実現するノンレンダリング映像ソフト“回向”開発」というものがある。
このプロジェクトの成果物として、いよいよ7月18日に「LoiLoScope」クローズドベータ版が発表される。
LoiLoScopeは、新感覚のユーザーインターフェース(UI)を備えたWindows向けの動画の編集ソフトだ。 無限に広がる平面のインターフェースの上に動画や音楽、画像のファイルを取り込み、ドラッグアンドドロップでタイムラインにファイルを配置するだけでさまざまな動画を編集できるソフトウェアだ。動画にはエフェクト(特殊効果)を付けることもできる。
無限平面のインターフェースは、スムーズに拡大縮小できるほか、「マグネット」という機能を利用することで複数の動画や音楽をひとまとめにして管理することもできる。さらに、編集した動画のYouTubeアップロード機能も備えている。まずはそのインターフェースについて、動画でご覧頂きたい。そのなめらかな挙動に驚くはずだ。
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