Rambusは、同社が所有している17件のメモリコントローラに関する特許を侵害しているとして、Nvidiaを訴えた。この訴訟は、米国時間7月10日、カリフォルニア北地区の連邦地方裁判所で提起された。
Rambus(本社:カリフォルニア州ロスアルトス)は、Nvidiaの6つの製品ラインのチップセット、グラフィックプロセッサ、メディア通信プロセッサが特許権を侵害していると述べている。Rambusが取得している特許は、SDR、DDR、DDR2、DDR3、GDDR、GDDR3 SDRAMのメモリコントローラに関するものである。
Rambusは裁判所に対し、差し止め命令(Nvidiaに問題の製品の販売を停止させる命令)と損害賠償金を求めている。
Rambusの主任弁護士であるTom Lavelle氏は、用意された声明の中で、RambusはこれまでNvidiaに対して特許ライセンスを取得するよう求めており、訴訟は最後の手段であったと述べた。しかし、Lavelle氏によれば、Rambusは訴訟を起こしたものの、法廷外での問題の解決を望んでいるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス