すでにご存じのとおり、「iPhone 3G」のアクティベーションに関して、発売日である米国時間7月11日の時点で重大な問題が生じていた。アクティベーション手続きを店頭で行うようにしたことと、AT&Tが2007年の第1世代iPhoneの発売時に見せたお粗末な対応を考えれば、まったく意外というほどでもないだろう。
驚きなのは、既存のユーザーも新しいシステムソフトウェアをダウンロードできるようになったとAppleが発表してから約36時間経つのに、今もなおダウンロードできないということだ。少なくとも、すべてのユーザーがダウンロードできているわけではない。
筆者は、1年前に購入した第1世代のiPhoneを所有している。しかし、7月12日正午の時点で、新しいファームウェア「iPhone 2.0」をダウンロードすることができていなかった。「iTunes」は何を間違えたのか、「現在お使いのiPhoneソフトウェア(1.1.4)は最新のバージョンです」というメッセージを表示するのだ。上のスクリーンショットを見てもらいたい。
私が直面したトラブルとは若干異なるが、CNET NewsのErica Oggも7月11日にiPhone 2.0のアップデートの問題を記事で取り上げた。その記事によると、第1世代iPhoneでソフトウェアをアップデートしたところエラーメッセージが出て、使用不能になった数例が報告されたという。少なくとも、私にそうした問題は起こらなかった。
更新情報(太平洋夏時間午後1時50分):iTunesは今、アップデートが利用可能だと表示している。(コメント欄で、iTunesのバージョンが古いのでは、という書き込みがあったが)私がすでにiTunesを最新バージョンにアップデートしていたことを言っておくべきだった。そのことが原因ではなく、Appleのサーバに問題があったのだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス