ソニー、国内4波テレビ放送方式に対応した小型シリコンチューナーモジュールを発表

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 ソニーは7月10日、国内の4波テレビ放送方式に対応した小型シリコンチューナーモジュール「SUT-UJ101Z」(アンテナコネクタ 水平方向)および、「SUT-UJ101T」(アンテナコネクタ 垂直方向)を発表した。2008年10月上旬よりサンプル出荷する予定で、価格は5万円の見込み。

 同社では2005年9月に、国内の地上アナログと地上デジタル、BSデジタル、CSデジタル放送の4波テレビ放送受信機能を一つにしたチューナーモジュール「SUV-AK45XZ」を商品化し、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」やHDD/DVDレコーダー「スゴ録」などに搭載した。

 今回発表されたSUT-UJ101シリーズは、新開発のシリコンチューナーICを搭載。さらに、デジタル放送の復調機能に加えて地上アナログ放送の復調機能、ゴーストリデューサまでをワンチップ化した新開発の復調ICを搭載した。独自の高周波回路技術および高密度実装技術を駆使し、SUV-AK45XZと同等の受信性能を達成しながら、基板実装面積比で約1/2の小型化を実現している。さらに消費電力でも、SUV-AK45XZと比べて約35%削減した。

 また、シリコンチューナーIC及び復調ICに内蔵された高性能妨害除去フィルタにより、大画面テレビに対応した妨害除去性能を実現。高周波回路技術およびモジュール化技術により、各放送方式の信号受信時における相互干渉が映像品質に与える影響を抑える。

 ソニーでは、SUT-UJ101シリーズにより、薄型テレビやBlu-ray Discレコーダーなどの小型薄型化、低消費電力化、コストダウンに貢献し、チューナーの複数搭載を容易にすると説明する。ソニーでは今後、薄型テレビなどの旺盛な需要に応えていくべく、同シリコンチューナーモジュールの積極的な外販を進めていく予定だ。

小型シリコンチューナーモジュール「SUT-UJ101シリーズ」 小型シリコンチューナーモジュール「SUT-UJ101シリーズ」
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