JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月7日、4月1日から6月30日までの情報セキュリティ動向を発表した。この3カ月間にJPCERT/CCが受け付けた届出のうち、コンピュータセキュリティインシデントに関する届出は584件であった。
受け付けたインシデントの送信元をトップレベルドメインで分類すると、「.jp」が169件で最も多く、以下「.com」(119件)、「.net」(75件)、「.de」(13件)、「.cn」(11件)と続く。
インシデントのタイプ別分類の傾向としては、SQLインジェクションなどシステムへの進入が増加した。また、フィッシングは若干減少傾向にあるものの、国内外の金融機関のフィッシングサイトが引き続き多くあった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」