エプソンダイレクトは6月25日、デスクトップPC「Endeavor」シリーズに、フラッグシップ機「Endeavor Pro4500」と、基本性能を充実させたミニタワークライアントPC「Endeavor MT7900」の2機種を発表した。
同社のオンラインショッピングサイトにて、同日より販売を開始する。最小構成価格は、Endeavor Pro4500が17万8080円〜、Endeavor MT7900が5万5650円〜となる。
Endeavor Pro4500は、Endeavorシリーズのフラッグシップ機として、チップセットをはじめ、最新のデバイス群を採用。パフォーマンス面で高性能を追求したモデルとのことだ。
インテル X48 Expressチップセットを採用し、PC系CPUで最上位クラスとなるインテル Core 2 Extreme対応までをサポート。FSB1600MHzのクアッドコアCPUと、Intel Extreme Memory Profile(XMP)を用いた2Gバイトメモリを組み合わせることで、DDR3-1600MHz動作が実現し、最大25.6GB/sの転送速度をマークしたという。
ビデオボードは、3Dゲームやビデオ編集などに適したNVIDIA GeForce 9シリーズ、ATI Radeon HD 3000 シリーズ、OpenGLに対応しプロユースのCAD/CGなども快適に使用できるATI FireGL V3350、NVIDIA Quadro FX1700などを取りそろえており、使用内容によって選択可能だ。
筐体は、従来モデル「Endeavor Pro4300」でも好評だった本体ケースを継承。ハードディスク(HDD)の増設や交換が簡単に行えるHDDフロントアクセス、ドライバ不要で各種ボードの増設が可能なツールフリー構造に対応している。
HDDは最大4基まで搭載が可能。RAID0、RAID1、RAID10に対応し、5.25型ドライブは最大3基まで搭載できる。PCIスロット3基とPCI Express x16 スロット2基は、すべてフルサイズ対応で、PCI Express x1も搭載が可能だ。拡張ボードは、IEEE1394、RS-232ボードなどのオプションを用意した。
Endeavor MT7900には、インテル G31 Expressチップセットやインテル PC82573Lネットワークコントローラなどを採用した。拡張スロットは、PCI Express x16を1基、PCIを3基搭載している。PCIは2基がフルサイズに対応し、長さ312mmまでのボードを搭載できるため、手持ちの拡張ボードなども活用できる。
筐体は、従来モデル「Endeavor MT7800」から変更し、前面部は凹凸をなくしホコリがたまりにくいデザインとした。また、側面の通風孔にもメッシュを加え、防塵対策を施している。USBポートは前面部の上部、下部にあわせて3ポート配置し、設置状況により使い分けができる。また、従来モデル同様、RAID1に加え、RAID0、RAID5の対応も可能だ。
なお、Endeavorシリーズ全機種を対象として、OSにWindows Vista Businessを選択すると3150円、Windows Vista Ultimateを選択すると5250円オフになる「ビジネスOSがお得!キャンペーン」を8月18日の17時まで期間限定で実施する。
Endeavor Pro4500対象のキャンペーンには、25万円(税込)以上の構成になった場合に2万1000円オフとなる「ハイスペックがお得! キャンペーン」も用意されている。こちらは7月14日の17時までとなる。
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