Gartnerが米国時間6月23日に発表した報告書によると、世界で利用されているPCの台数が10億台を突破したという。2014年にはこの数は2倍になる予想で、成長の多くは途上国市場に移るとしている。
報告書によると、PCの数は2014年まで年成長率12%増で成長し、2014年に20億台に達する見込みだという。
Gartnerのアナリストによると、今後追加される10億台のPCのうちの70%が発展途上国市場によるものとなるという。トレンドを加速する要因は、価格の低下とインターネットアクセスの改善と分析している。
今日、PCの58%を所有しているのは、米国、欧州諸国、日本のユーザーだ。
Gartnerによると、現在使われているPCのうち、16%に相当する約1億8000万台のPCが2008年中に引退する見込みだという。
GartnerのプリンシパルリサーチアナリストMeike Escherich氏は声明で「そのうちの5分の1(約3500万台)のPCが、有害物質を含んでいるかどうかがほとんど考慮されないまま廃棄されると予想している」と述べている。途上国市場では、電子製品の安全な廃棄物処理という課題も今後数年で大きくなるだろうとEscherich氏は述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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