日本サムスンは6月18日、32型液晶テレビにポスター制作、表示システム機能を内蔵したデジタルサイネージ(電子広告)向けの新製品「ハルエとケイジ」を発表した。縦表示モデルの「HK32V001」と横表示モデルの「HK32H001」の2機種をラインアップする。6月20日より予約受注が開始され、発売は7月末を予定。価格はオープンだが、店頭想定売価は19万8000円になる見込みだ。
ハルエとケイジは32型液晶モニタ、キャリアブル・スタンド、独自開発の液晶ポスター制作・表示用ソフトウェア「MagicInfoPro」、配信用USBメモリ、テンプレート、サンプルコンテンツを含んだ、オールインワンパッケージとなる。
本体には、デュアルコアCPU搭載のWindowsコントローラとステレオスピーカーを内蔵し、PCや外付けスピーカーが不要の省スペースタイプ。電源さえ差し込めばどんな場所でも使用できるという。
コンテンツの登録はUSBメモリを用い、本体に差し込むだけで、制作したコンテンツが自動で登録される仕組み。最大2000枚まで登録でき、切り替え表示に対応する。
モニタ部は高さ482mm×幅780mm×奥行き108.8mmで、重量は16.4kg。輝度500カンデラ、コントラスト比3000対1となり、動画やテロップ表示にも対応する。また、スライドショー、デジタルエフェクト機能、BGM、音声再生にも対応可能だ。
同製品にはネットワーク配信機能も備えているが、今回のパッケージではサポート、保証対象外としており、別途特約販売パートナーにてシステム構築の相談、提案を行っていく予定。購入のほか、レンタル(1万2000円/5日間〜、税別)も用意されている。
7月中旬より、ビックカメラ有楽町店、ソフマップ秋葉原本館などで展示を開始。展示場所は順次拡大していくとのことだ。
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