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[レビュー]定額制&7.2Mbps対応!注目のワイヤレスブロードバンドモバイルPC--LaVie G タイプJ

ライター:石井 英男/編集:アクティフ2008年06月20日 15時00分
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NEC
GL12EA/NB
内容:モバイルPCは、PCとしての性能の高さと、気軽に持ち運べる便利さで人気がある。NECのモバイルPC「LaVie G タイプJ」は、携帯性に加えてNTTドコモの定額データプランに対応したワイヤレスWAN機能も内蔵でき、スマートに安心してワイヤレスブロードバンドの利用が可能なことが魅力の1台だ。「モバイルPC」のイチオシとして、この注目の新製品を早速、レビューしていきたい。

軽量で堅牢なボディ。擦り傷を自動的に回復する塗装に驚く

  • ワイヤレスWAN機能を内蔵可能な「LaVie G タイプJ」

 NECのLaVie G タイプJは、12.1型ワイド液晶を搭載した最新のモバイルPCだ。全体的な完成度が高いと評判の1台だが、実際の使い勝手はどうか、レビューで探ってみたい。

 まず、LaVie G タイプJのボディカラーから見てみよう。ラインナップにはシックな雰囲気の「ピアノブラック」と、清潔感ある「ポタリーホワイト」の2色が用意されている。このうちピアノブラックについては、驚くことに「スクラッチリペア」と呼ばれる擦り傷を自動的に回復(※1)するという特殊な塗装を選ぶこともできる。モバイルPCでは「傷がつきにくい塗装」というのは見かけるが、「擦り傷が自動的に回復する」となるとさすがに驚きだ。※1:塗装がはがれるような深いキズなどは回復できない

 確かに、モバイルPCは持ち歩いて使うぶんカバンの中で他のモノと擦れたり、屋外などに置かれたりして、細かなキズがつきやすい。大切に扱っているつもりでも、気がつくと傷だらけ……というのもよくあるパターンだ。ノートPCを持ち歩くモバイラーなら、誰しもそんな経験があるだろう。

 これまでは、そうした細かな擦り傷がノートPCに付いてしまっても、あきらめるしかなかったが、このスクラッチリペア塗装なら、細かなキズを自動修復してくれるので、あまり神経質にならずに持ち歩けるという。実際にレビュー中はずっと持ち歩いていたが、「擦り傷を気にしないでいい」というのは、想像以上の気楽さだった。

 さらにLaVie G タイプJの場合は、天板のデザイン自体もフラットなので、カバンなどへの出し入れもやりやすく、見た目にもスマート。角にアールを施したボディデザインも、デザインはもちろんだが、実際に使ってみると出し入れの際の効率のよさも感じられ、好感を持った。

 ほかにもカラーリングとしては、直販サイトであるNEC Direct専用モデルとして、「NEC Direct ORIGINAL PROJECT」の一環で制作された、「goen モデル」と「cookie fortune モデル」もある。どのモデルも、NEC DirectであればメモリやHDDなどの仕様をカスタマイズできるので、予算や目的に応じて最適な構成を選べることも魅力だ。

  • 擦り傷を自動的に回復(※1)する、モバイラーにはうれしい特殊な塗装がされた「ピアノブラック」と、「ポタリーホワイト」の2色をラインナップ

  • Mr.Childrenや日産「NOTE」のアートディレクションで有名な、森本千恵氏の「goen」マークがデザインされた「LaVie G タイプJ goen モデル」

  • ファッションブランド「cookie fortune」の野口アヤ氏デザインによる「LaVie G タイプJ cookie fortune モデル」。どちらも魅力的なデザインだ

 また、モバイルPCは、単に軽さだけでなく、堅牢性も求められる。満員電車でモバイルPCの入ったカバンごと強く押されて、壊れないかヒヤヒヤした経験があるモバイラーも多いだろう。LaVie G タイプJの場合は、軽くて丈夫なマグネシウム合金の採用により、天板の耐圧300kgf(平面)とという、モバイルPCの中でもトップクラスの堅牢性を実現。天板やパームレストに点加圧を加えた場合でも、耐圧25kgfをクリアしている。この堅牢性のおかげで、レビュー中も移動時に安心して持ち歩けた。

 また、加速度センサによって、落下や振動を検知すると、HDDの磁気ヘッドを自動的に退避させるハードディスクセーバーを搭載している。この機構があると、データ損傷のリスクを低減させることが可能だ。オフィスで電源ケーブルに足をかけられて床に落ちてしまったり、うっかり手をすべらせてしまったときに、真っ青にならなくてすみそうだ。

モバイルPCとしてはトップクラスのスコア。基本性能も高い

 では、このLaVie G タイプJを、PCとしての基本性能から見てみよう。LaVie G タイプJでは、「トリプルワイヤレスLANモデル」と「Draft 11n対応ワイヤレスLANモデル」の2種類のベースモデルが用意されており、後者のほうがハイスペックな仕様になっている。NTTドコモが採用したデータ通信方式「HSDPA」対応モジュールの内蔵が可能なのも、後者のモデルのみだ。

 そこで、ここではDraft 11n対応ワイヤレスLANモデルを取り上げたい。CPUには、デュアルコアのCore 2 Duo U7600を搭載。これはモバイルPCの中ではトップクラスの性能を実現したCPUであり、Windows Vistaも快適に動作する。チップセットはグラフィックス統合型のIntel GM965 Expressを採用。メモリ容量は1GB、2GB、3GBから選択できる。

 実際、今回レビューで試用したモデルは3GB搭載モデルだったのだが、快適さは抜群だった。Windows Vistaをストレスなく動かすには、やはり最低2GBは欲しいところだろう。HDD容量は、80GB、120GB、160GBから選べ、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブも搭載する。

 ディスプレイには、12.1型ワイド液晶を採用している。解像度は1,280×800ドット(WXGA)で、XGA液晶に比べて一度に表示できる情報量は約1.3倍になる。画面がワイドなため、Windows Vistaの新機能「Windowsサイドバー」を表示させても、アプリケーションの領域が狭くならずに、快適に利用できる。実機の液晶画面を見てみると、発色が鮮やかな光沢タイプの液晶であることがわかるが、液晶表面には外光の映り込みを防ぐ処理が施されているため、使っていても目の疲れが少ないと感じた。

 参考のために、Windows VistaのWindowsエクスペリエンスインデックスを計測したところ、下の表のように高速だった。モバイルPCとしてはトップクラスのスコアだ。実際にWindows Vista上でさまざまな作業を行ってみたが、どの動作も軽快でパフォーマンスに関しては十分満足できた。

  • ハードディスクセーバー設定ユーティリティによって、ハードディスクセーバーの感度を変更できる

  • 右側面に、DVDスーパーマルチドライブを搭載。2層メディアへの書き込みにも対応する

●Windowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ4.4
メモリ4.2
グラフィックス2.4
ゲーム用グラフィックス3.1
プライマリハードディスク4.9
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果も、このクラスの製品としては優れている。特にプロセッサやHDDのスコアが高い


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