NECウイングアーク テクノロジーズは6月12日、運用管理および情報管理領域のソフトウェア事業強化のため、資本提携を含む協業関係の拡大を図ると発表した。
NECとウイングアーク テクノロジーズは、2005年3月に協業関係を構築。ウイングアーク テクノロジーズの帳票設計ソフト「Super Visual Formade」、統合プリンタ制御ソフト「Report Director Enterprise」をNECがOEM販売している。
また、両社は2008年4月に、帳票ソフトの稼働状況を監視する「WebSAM RDE 監視Pack Option」の共同開発および製品化を実施したほか、障害時の対処方法を表示するナレッジデータベースの構築、提供をしている。
今回NECは、アドバンテッジパートナーズLLPの運営するファンドから、ウイングアーク テクノロジーズの株式の10%相当を取得することで一層の協力体制を構築する。
さらに、NECの統合運用管理ミドルウエア「WebSAM」と、ウイングアーク テクノロジーズの帳票管理ソフトウェアとの製品連携を強化する。これにより、帳票出力システムの監視、ジョブ、ログの機能が強化され、システム全体の信頼性向上と、内部統制などに有効な帳票運用が可能になるとしている。
また、NECはウイングアーク テクノロジーズのBIツール「Dr.Sum EA」の販売を担当する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス