実際にHP 2133を使い始めると、すぐに感じるのが液晶やキーボードの大きさだ。最近のミニノートといえばASUSの初代EeePCや工人舎のSAシリーズに搭載される800×480ドットの液晶で、このサイズの液晶を使いこなすには、画面表示や使い方に工夫をしない限り、実用とはなりにくかった。
ところが、このHP 2133は、8.9インチで1280×768ドットの液晶を搭載する。このサイズは、少し前のデスクトップPCもノートPCでも標準的なサイズだった1024×768ドットに加えて、さらに左右の横を広げたサイズ。
使用しても、画面解像度にまったく不便を感じることがないばかりか、むしろ余裕さえ感じてしまう。
液晶のヒンジにも工夫があり、ノートPCの液晶を開いた状態でも、液晶画面の高さのピークを低く抑えられる。実際、ノートPCを開いてメモをとりながら、ミーティングや対談を行なった場合、液晶画面が間に壁を作ってしまうことがあるが、それが緩和される。また、画面を見つめる目線も下に向いていたほうが疲れないというユーザーにはありがたい。
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