シャープは5月19日、液晶テレビ「AQUOS」にネット機能を強化した「R」、AQUOSのメインモデル「G」、エントリーシリーズ「D」の3シリーズ、全22機種を発売すると発表した。6月1日より順次発売される。価格はすべてオープンとなる。
AQUOSは今年に入ってから既に20機種の新製品を発売しており、今回のモデルと合わせ全42機種のラインアップとなる。
全機種で「AQUOSブルーレイ」などのデジタルレコーダーやオーディオと連動操作が行える「AQUOSファミリンク」に対応している。各シリーズの特徴は以下の通り。
「AQUOS X」シリーズと並ぶ、ハイエンドモデルとなるRシリーズ。Xシリーズがインテリア性を重視しているのに対し、Rシリーズはオーソドックスデザインという位置づけだ。画面サイズは46型、52型、65型の3サイズ。各サイズにブラウン、ブラックの2色を用意した全6機種展開となる。
ネット機能の強化が最大の特徴で、先に発表された「Yahoo!JAPAN for AQUOS」に対応しているほか、パソコンからネット上に公開した写真が見られる「ネットTVアルバム」、雑誌の試し読みができる「デジ×マガ」などのサービスを持つテレビ向けのポータルサイト「DoTV」、さらに「アクトビラ ビデオ・フル」までサポートする。
パネルには新開発の亀山製フルハイビジョンタイプを使用。業界初のテレビコントラスト比2万:1を実現したほか、独自開発LSIによる「倍速(120Hz駆動)液晶技術」を搭載するなど、改善が加えられた。発売は7月1日より。
「リビングのメインテレビ」をテーマに、スピーカー部にこだわったGシリーズ。フルハイビジョンパネル、サイドスピーカーを採用したGX5シリーズと、ハイビジョンパネル、アンダースピーカーを搭載したGH5シリーズの2タイプに分かれる。GX5シリーズは32型から52型までの5機種、GH5シリーズは26型、32型の2機種を揃える。
GX5のみとなるが、スピーカーシステムには「ARSSスピーカーシステム」を採用し、画面の周囲を取り巻くようにスピーカーを配置。定位感と広がり感を両立できるスピーカーとした。
ネット機能は、Yahoo!JAPAN for AQUOS、DoTVに対応したほか、アクトビラ はベーシックのみ搭載する。発売は6月1日より。
AQUOSのスタンダードモデルとして人気を集めるDシリーズの最新モデル。32型、37型、42型の3サイズ展開で、各サイズにレッド、ホワイト、ブラックの3色を揃える。
省スペースに設置できるアンダースピーカーには、「サイド・ポートバスレフ」を搭載し、重低音を増強。パネルは全機種ともにフルハイビジョンタイプとなる。なお、Dシリーズは「アクトビラ」などのネットサービスには対応していない。発売は7月10日より。
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