comScoreが米国時間5月15日に発表した統計数字によると、Googleは検索や「YouTube」ビデオの成長に支えられ、4月に初めて米国において1カ月あたりのビジター数のシェアでYahooを抜いた。
しかし、comScoreのライバルであるNielsen Onlineがリリースしたデータでは多少異なる結果が示されており、家庭や職場におけるユーザーの「パネル」の利用状況から全体的なデータを推定するこの種の調査にはばらつきがあることが強調されることになった。Nielsen Onlineもユニークビジター数でGoogleを第1位としているが、Googleははるか以前の2007年1月にもYahooを追い抜いたことがあると述べている。
comScoreによるとGoogleの各種サイトの2008年4月のユニークビジター数は1億4110万人であり、Yahooの1億4060万人をわずかに上回った。Microsoftは第3位で1億2120万人、AOLは1億1130万人だった。
一方、NielsenのデータではGoogleは1億2820万人、Microsoftは1億2210万人、Yahooは1億1710万人だった。
しかし、Nielsenはサイトに滞在した時間の長さのデータも公表している。それによると、Yahooが1カ月あたり3時間9分でライバルをリードしているが、AOLの親会社であるTime Warnerが1カ月あたり3時間40分でさらにYahooをリードしている。
NielsenによるとMicrosoftの利用時間は2時間17分であり、Googleは1時間47分だった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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