Google Mapsは米国時間5月14日、ユーザーが作成した世界中のあらゆる場所の写真、動画、地図を表示する新機能を提供開始した。
都市名や住所を入力すると「Explore this area」というリンクが左側の欄に表示される。これをクリックすると、写真やビデオのサムネイルのほか、より多くの情報へのリンクが見られる。
たとえば、「San Francisco」と入力すると、ゴールデンゲートブリッジや、街が(珍しく)霧に覆われる様子、夕焼けなどの画像が出てくる。また、San Francisco Zooのペンギンの赤ちゃんや、YouTubeのユーザーイベントの動画も見られる。
その下には、ロケーションに特化した人気検索のリスト(駐車場、デヤング美術館など)、ユーザーの手によるインタラクティブマップが表示される。例えばインタラクティブマップには、眺めのよい「サンフランシスコ49マイルドライブ」や、映画「BULLIT」でのカーチェースをテーマに扱ったものがある。
さらに地図をドラッグしたり、ズームインしたりすると、さまざまな選択肢が表示され、地図上のアイコンをクリックすると、ポップアップとともに詳しい情報が表示される。
Googleは今週、地図に不動産情報のリスティングを追加したり、Street Viewに顔ぼかし技術を導入したりするなど、ほかにも地図に関連した開発の成果を発表した。
これらのニュースはカリフォルニア州バーリンゲームで開催のWhere 2.0カンファレンスで発表された。このイベントではPoly9が13日、Google Earthに対抗する「Free Earth」を発表している。FlashベースのFree Earthは、クライアント側のダウンロードを必要としない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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