「Google Maps」と「Google Earth」は異なるサービスとして提供されているが、ソフトウェアとウェブウェアのギャップは狭くなっている。4月15日、GoogleはMapsに新しい機能を加え、ジオコード付きのYou Tubeビデオを再生できるようになった。これはGoogle Earthユーザーには2007年10月からおなじみの機能だ。
ビデオはMaps上で小さな赤いマルで表示され、クリックすると地図の上で再生される。この機能を利用するためには、ユーザーはGoogleのMapsアドオンディレクトリからレイヤをダウンロードするだけ。このディレクトリにはすでに、サードーパーティ開発者が開発したアドオンが50種類以上並んでいる。
不足していると思うのが、地図上でのビデオ検索機能だ。これはYou Tubeで対応すべきだろう。たとえば、米ミネソタの学生Tay Zonday氏の「Chocolate Rain」を探したが、見つけられなかった。Zonday氏が自分のビデオにジオタグを付けていなかったのだろう。だが、同じインターフェースでタイトルによるビデオ検索ができればよいのにと思う。
このほかにMapsで提供されるようになったEarthのレイヤとして、「Clouds」「Elevation Contours」のほか、Wikipediaマップレットなどがある。Wikipediaマップレットは場所をベースにWikipediaの記事を表示する機能で、Yahooの「Fire Eagle」にもポーティングされている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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