Microsoftは早ければ米国時間4月30日午後にも、Yahooの買収提案で委任状争奪戦を発表する可能性があるとされていた。それに伴い、両社の株価が30日午前の取引の終盤にかけて上昇した。
投資家らはMicrosoftから発表があることに期待したようだ。同社の株価は29日の30日午前には終値から1.06%上昇し、1株あたり28.96ドルとなった。
同社は24日に第3四半期決算を発表し、売り上げがアナリストらの予想を下回ったことを明らかにしたことで、その後Microsoftの株価は3日連続で下落していた。そのため、このたびの株価の上昇はMicrosoftにとってよいニュースであった。
Yahooの株価は、午前の取引の早い段階では値を下げたものの、その後、29日の終値からわずかに上昇した。本稿が執筆された30日の正午頃、Yahooの株は0.44%上昇し、1株あたり27.48ドルで取引されていた。
YahooとMicrosoftはまた、より広範な市場の上昇にわずかながら影響を受けたのかもしれない。市場は午前の取引終盤にかけて上昇した。まさに潮の流で船がみな持ち上がった状態だ。
Microsoftのライバルで、Yahooにとってはホワイトナイトのように見えるGoogleの株価は午前の取引で4%近く上昇し、1株あたり580.57ドルにつけた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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