eBayの最高経営責任者(CEO)であるJohn Donahoe氏はFinancial Timesの取材に対し、自社のEコマースビジネスを促進するうえでより有用な活用方法が見つからなければ、Skypeの売却も検討する考えであることを示した。
Donahoe氏はFinancial Timesに「2008年は相乗効果を試している。高い相乗効果が得られれば、Skypeをポートフォリオの1つとして扱い続ける。効果がなければ、再評価する」と述べている。
一方で、Donahoe氏はSkype部門の業績は良いともいう。同部門は第1四半期、前年同期比60%となる1億2600万ドルの売り上げを計上している。また2008年は5億の売り上げを上げ、利益も出す見込みという。eBayは第1四半期、前年同期より24%多い21億9000万ドルの売り上げを上げたと発表した。同四半期の利益は4億6000万ドル(1株あたり34セント)で、前年同期より22%多かった。
eBayが2005年に25億ドルをかけて実施したSkypeの買収は成功だったのか、失敗だったのか。年末には答えが見えてくるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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