ネット対応では、H.264デコーダを内蔵し、従来の「アクトビラビデオ・フル」のほか、NTTぷららの「ひかりTV」にも対応し、セットトップボックスなしにひかりTVの視聴が可能になった。
「REGZAリンク」も進化していて、本機のUSB端子に市販のBluetooth USBアダプタを接続すると、REGZA携帯などで撮った写真を本機で鑑賞することもでき、写真の再生速度も向上している。また、同社のビデオカメラ「gigashot」で撮ったハイビジョン映像をSDカード経由で再生することもできる。
また「サーバーダビング」機能を使えば、本機HDDに録画した番組をDTCP-IP方式で保護して、アイ・オー・データ機器社製のハイビジョンレコーディングHDD「HVL-G2.0」(DTCP-IPサーバー)にダビングし、これを本機だけでなく、「REGZA Z2000」、「Z3500」シリーズやDTCP-IP対応のノートPC「Qusmio」シリーズでの共有し、視聴することも可能だ。
総じて見ると、トレンドの薄型化などに対応しない反面で、画質調整を中心に機能の充実が図られていて「REGZAらしく実質的に進化した」とう印象だ。特に画質調整の自動化は発想の転換で、従来のマニアックなテレビのイメージから一歩進んだフレンドリーさを指向している。
ワンセグ録画など、便利に使いこなせる機能も豊富に搭載し、さらに楽しめるテレビになった。テレビを見るだけでなく、使いこなしたい人に勧められるモデルだ。
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