[レビュー]画質も音量も「REGZA」におまかせ--HDD録画機能もパワーアップした、東芝「46ZH500」 - (page 4)

東芝
内容:HDD録画機能付き液晶テレビとして市民権を得た東芝の液晶テレビ「REGZA」に新製品が登場した。3ウェイから選べるHDD録画、録画機能の充実、ワンセグ対応などなど、魅力的な新機能が今回もどっさりと盛り込まれているが、中でも注目されるのが「おまかせ」モードだ。朝でも夜でも、さらに映画でもドラマでも、時間もコンテンツも選ばず、最適な高画質映像を提供する「おまかせ」モードのその内容とは?

REGZAらしく実質的に進化

  • ネット機能は「アクトビラ」のほかNTTの「ひかりTV」にも対応

 ネット対応では、H.264デコーダを内蔵し、従来の「アクトビラビデオ・フル」のほか、NTTぷららの「ひかりTV」にも対応し、セットトップボックスなしにひかりTVの視聴が可能になった。

 「REGZAリンク」も進化していて、本機のUSB端子に市販のBluetooth USBアダプタを接続すると、REGZA携帯などで撮った写真を本機で鑑賞することもでき、写真の再生速度も向上している。また、同社のビデオカメラ「gigashot」で撮ったハイビジョン映像をSDカード経由で再生することもできる。

  • 外部のLAN、USB機器を選択。アイ・オー・データ機器製の「ハイビジョンレコーディングハードディスク」にも新対応

 また「サーバーダビング」機能を使えば、本機HDDに録画した番組をDTCP-IP方式で保護して、アイ・オー・データ機器社製のハイビジョンレコーディングHDD「HVL-G2.0」(DTCP-IPサーバー)にダビングし、これを本機だけでなく、「REGZA Z2000」、「Z3500」シリーズやDTCP-IP対応のノートPC「Qusmio」シリーズでの共有し、視聴することも可能だ。

 総じて見ると、トレンドの薄型化などに対応しない反面で、画質調整を中心に機能の充実が図られていて「REGZAらしく実質的に進化した」とう印象だ。特に画質調整の自動化は発想の転換で、従来のマニアックなテレビのイメージから一歩進んだフレンドリーさを指向している。

 ワンセグ録画など、便利に使いこなせる機能も豊富に搭載し、さらに楽しめるテレビになった。テレビを見るだけでなく、使いこなしたい人に勧められるモデルだ。

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