アクトビラは4月3日、同社が運営するデジタルテレビ向けVODの映像配信サービス「アクトビラビデオ・フル」において、NHKが開始を予定している新たな映像提供サービス「NHKオンデマンド」の番組の配信を、12月から開始すると発表した。
配信予定の番組は、NHKが過去に放送した番組を配信する「特選ライブラリー」サービスと、地上放送・衛星放送の5チャンネルで、1週間以内に放送された番組を配信する「見逃し番組」サービスの2番組。
特選ライブラリーサービスは、12月のサービス開始までに約1000本が準備され、その後毎年1000本程度の番組が追加される予定だ。過去に放送した大河ドラマや朝の連続テレビ小説などのドラマ番組、映像の世紀、NHKスペシャルといったドキュメンタリー番組など、NHKの映像資産(アーカイブス番組)を提供する。
見逃し番組サービスでは、毎日放送中のNHK番組から1日15〜20本の番組を1週間程度提供する。具体的な番組名、利用料金などについては、9月頃にNHKより公表される予定。
アクトビラビデオは、「テレビでいつでもビデオレンタル」をキャッチフレーズにしたデジタルテレビ向けの映像配信サービス。ユーザーは、アクトビラビデオ・フル対応テレビをブロードバンド回線に接続するだけでいつでも視聴できる。
現在、アクトビラビデオ・フルを利用できるデジタルテレビ関連機器は、パナソニックのビエラが4月20日発売予定を含む全7機種、そしてソニーが1機種となる。また4月28日からは東芝のレグザ全5機種がプログラムのバージョンアップによって対応し、合計で13機種になる予定だ。
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