三菱電機は3月18日、同社初となるBlu-rayレコーダー「REALブルーレイ」を発表した。HDDとBlu-rayディスクドライブを内蔵したハイブリッドレコーダーとなる。価格はオープン。発売は5月24日より。従来のデジタルレコーダー「楽レコ」から、ブランド名を「REAL」へと改めての参入となった。
REALブルーレイは、500GバイトのHDDを採用した「DVR-BZ200」と250GバイトのHDDを採用した「DVR-BZ100」の2モデル。地上、BS、110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基搭載し、デジタル放送のダブル録画にも対応する。
MPEG-4 AVC/H.264映像圧縮方式の採用により、フルハイビジョン映像の長時間記録を実現。500GバイトのHDDを搭載するBZ200には、AEモード(ビットレート:8.6Mbps)で最長約189時間のハイビジョン録画が可能だ。AVCREC機能も備えているため、ハイビジョン画質のままDVDにダビング保存することもできる。
また、操作の簡易化を図るため、各社が積極的に採用しているかんたんリモコンには、業界初となる液晶タッチパネルの「液晶グット楽リモコン」を同梱。「予約する」「再生する」「テレビを見る」など、各操作ごとに必要なボタンのみを表示させられる。
デジタルレコーダー「楽レコ」で培った、CMスキップ機能「オートカットi」や、スポーツ番組のハイライトシーンだけを視聴できる「ハイライト再生」、好みの番組を自動的に録画する「おすすめ自動録画」機能など、オリジナリティのある多彩な機能はそのまま踏襲している。
REALブルーレイと合わせて、「REAL DVDレコーダー」も同時に発売される。HDD&DVDのハイブリッドタイプで「DVR-DW200」(HDD:500GB)と「DVR-DW100」(HDD:250GB)の2機種がラインアップ。Blu-rayモデル同様、AVCREC規格に対応しているため、DVDへのハイビジョン録画にも対応する。ダブルリモコンを同梱するが、こちらはボタン数を抑えた「グット楽リモコン」の付属となる。
REALブルーレイ、REAL DVDレコーダーともにデジタルコンテンツダビングの新規格「ダビング10」(コピー9回+ムーブ1回)に対応しており、「ダビング10番組」の放送開始に合わせ、放送波を通じてバージョンアップされる予定だ。
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