三菱電機は、液晶テレビ「REAL」に2シリーズ8機種と、デジタルレコーダー「楽レコ」に2機種の新製品を発表した。発売は9月から10月にかけて行われ、価格はオープンとなる。
今回のシリーズより、テレビとデジタルレコーダーを連動して使用できる「REALINK(リアリンク)」機能を採用している。録画や選局などが1つのリモコンで行えるほか、テレビ視聴中に番組ポーズボタンを押すと、一時停止と同時に録画が行える「番組ポーズ録画機能」、テレビ側のチャンネルで録画したい番組を選んでも、レコーダー側が連動する「一発録画機能」など独自の機能も備える。
各製品の特長は下記の通り。
MZWシリーズは、40型、46型、52型の大画面サイズを揃え、パネルはすべて1920×1080ドットを使用したのフルHDモデルとなる。発売は10月21日より。
フルHDパネルに合わせ、映像エンジン部には毎秒120枚で映像を表示する「倍速ピクチャー」機能をはじめ、色再現域の拡大を可能にした「DIAMOND Engine PRO?」を採用。加えて、パネル部に光沢コート処理を施した「DIAMOND Panel」を搭載するなど、新技術を内蔵している。
また、左右のフロントスピーカーのみで5.1chサラウンドが再生できる「DIATONEサラウンド5.1」機能も備える。
MXシリーズには20型、32型の2サイズ、全5機種が登場した。32型は10月21日より、20型は10月1日より発売する。パネルには1366×768ドットのワイドXGAタイプを採用した。
フレームやスピーカー部をスリム化したシンプル&スリムデザインを採用し、37型で設置面積の約15%減少に成功。32型には、倍速ピクチャー機能を内蔵したMXW75と、通常のMX75、20型にはブラック、シルバー、ローズのカラーバリエーションを持つ。
32型には、リモコン操作で画面の向きを調整できる「オートターン」機能も備える。
デジタルレコーダーの「楽レコ」新シリーズは、HDD、DVDにVHSまでを内蔵した3 in 1タイプ。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを内蔵する。
液晶テレビREALとの連携が行えるREALINK機能を備えたほか、HDDに録画したハイビジョン番組をDVDにダビングする際、倍の速度を実現する「高速&高画質ダビング」機能に対応しているのが特長だ。
通常リモコンのほか、ボタン数を絞った「かんたんリモコン」も同梱し、簡単操作をサポートする。
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