取り扱うファイルのデータサイズが肥大化し、いまや数100Gバイトという大容量HDDの搭載が標準となったパソコン。デスクトップマシンは比較的大容量HDDの搭載が早く、また増設もしやすいため“大きいファイルを扱うならデスクトップが有利”とされてきた。ノートパソコンは小型で容量の少ないHDDしか搭載できず、映像データのような大容量データの取り扱いには不向きなのだ。しかし「type A」に搭載されるHDDは、オーナーメード・法人カスタマイズモデルなら最大約400Gバイトというデスクトップマシンに引けをとらないサイズの大容量HDDを搭載することが可能だ。大量の画像データの保存や映像データの蓄積にも余裕ができるので、頻繁に外部ストレージへデータを待避させる必要も少なくなるのはありがたいことだ。
ローカルHDDに大量のデータを保存できるのは、作業効率が一段上がる余裕につながる。さらにその恩恵をバックアップするのが、Blu-rayディスクドライブの搭載だ。片面2層記録で約50GバイトというBlu-rayディスクは、DVDの10枚分の大容量だ。HDDが大容量を求められるように、記録メディアも大容量化が必要。今までだったらDVDで何枚も必要だったデータのバックアップも、Blu-rayディスクならたった1枚で済んでしまうかもしれない。特にハイビジョン映像のデータのようにひとつひとつのファイルサイズが大きい場合はDVDに何枚も分散してバックアップするのが非常に面倒だったので、Blu-rayディスクドライブの搭載は大変うれしい。
もちろん、最近増えてきたBlu-rayディスク映像ソフトも楽しむことが可能だ。正直、一度Blu-rayディスク映像ソフトをハイビジョンモニターで視聴してしまうと、もう普通のDVDソフトが見ていられないくらいキレイなのだ。今後、映画などはDVDからBlu-rayディスクでのリリースにどんどん置き換えられていくと予想される。Blu-rayディスクドライブを搭載した「type A」なら、いち早く次世代の感動を体感できるだろう。
※VGN-AR54DBは、DVDスーパーマルチ/BD-ROM一体型ドライブ搭載
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