和製メタバース(3Dバーチャルコミュニティ)「meet-me」を運営するココアは12月3日、事業・財務基盤の強化を目的として、伊藤忠商事、フジテレビジョン、みずほキャピタル、産業経済新聞社、クオラス、イオン、スクウェア・エニックスを割当先とする第三者割当増資を行ったと発表した。
meet-meは、12月にアルファ版が限定ユーザー向けに公開される予定の仮想世界サービス。(1)カーナビと同等のデジタル地図をもとに東京を再現し、(2)現実社会に近いコモンセンスの維持、(3)ユーザーが受け身であっても心地よく過ごせる仕掛けを提供する--という3つの特徴を持つ。2008年春に正式版として一般公開の予定。
今回の第三者割当増資により、ココアの株主は、トランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産業経済新聞社、伊藤忠商事、フジテレビジョン、みずほキャピタル、クオラス、イオン、スクウェア・エニックスの9社となった。
ココアでは、資本提携する各企業と事業・サービス面で連携や協力を行い、事業展開のスピードを加速し、メタバース分野におけるグローバルプラットフォーマーとしてのポジションを担うべく、事業展開を図る。また、他の企業との連携も積極的に推進するとしている。
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