Yahoo! 検索ユーザーの方がグーグルユーザーよりも若く、そして既婚率が高い--このような傾向がEストアーの調査で明らかになった。同社は先週にも、ヤフーユーザーとグーグルユーザーの友達の数を比較するユニークな調査結果を発表したばかりだ。今回はその「ヤフーな人、グーグルな人」調査の第2弾となる。
この調査は、グーグルとヤフーの検索サービスについて、利用者の属性や意識の違いに着目したもの。全国の12歳以上の男女412名を対象に、10月4日から5日にかけて調査を行った。
まず、両サービスのユーザーに年齢を聞いたところ、10代、20代、40代で大きな特徴が現れた。ボリュームゾーンである「30代」については両者の間に大きな差異はなかったが、「10代」のヤフーユーザー6.0%に対し、グーグルユーザーは1.4%となった。また、「20代」のヤフーユーザーは21.3%、一方でグーグルユーザーは13.3%だった。
ヤフーユーザーのうち「10代、20代」の合計が占める割合は27.3%にのぼるが、これがグーグルユーザーでは14.7%。ヤフーユーザーの方がグーグルユーザーに比べて「10代、20代」が約2倍であることがわかる。それに対して、「40代」ではグーグルがヤフーを上回った(ヤフーユーザー22.5%、グーグルユーザー36.4%)。
結果として、平均年齢は「ヤフーな人」が36歳、「グーグルな人」が40歳という結果になっている。
さらに両サービスのユーザーに未婚か既婚かを聞いてみると、さきほどの質問で平均年齢が若かったヤフーユーザーの方が、既婚率が高いことが明らかとなった。「既婚」と答えたヤフーユーザーは66.3%で、一方のグーグルユーザーは54.5%だった。
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