フォトレポート:チューニングはお任せ--ギブソンの「Robot Guitar」 - 3/7

CNET News.com Staff2007年11月27日 17時36分
 写真は、Gibson Robot Guitarのテールピース(前面)とブリッジだ。ブリッジは、その上を通っている各弦の相対音高を検知する。テールピースは、ピッチデータが弦を介してギター本体内の回路からペグヘッド内の回路に伝える仕組みになっている。ペグヘッドとは、チューニングペグの巻き上げ、巻き戻しを行う部分だ。Tronicalシステムのハードウェアは、楽器に最小限の修正を加えるだけで取り付け可能だ。同システムは7種類のプリセットを備えている(これらのプリセットはユーザーが変更可能)が、チューニングライブラリはサポートしていない。同システムの制御は、ギターの本体に1つだけ付いている、発行ダイオード(LED)付きのプッシュプル式ノブで行う。また、このシステムは、アクティブなフィードバックループを使って、弦のテンションを望ましいピッチに修正する。つまり、システムを正常に機能させるためには、開放弦を鳴らさなくてはならない。TronicalのPowertuneの場合、チューニングの変更時に開放弦を鳴らす必要があり、またPerformerシステムの場合よりも時間を要するため、チューニングは演奏中ではなく演奏の合間に行われる場合が多いだろう。GibsonのCEOであるHenry Juszkiewicz氏によると、GibsonはPerformerを開発したNeil Skinn氏と協力してきたという。Skinn氏が開発したシステムは「すばらしく、今後さらにいくつかのオプション機能が加わるだろう。しかし、一般のギタープレーヤーには受け入れられないだろう」とJuszkiewicz氏は指摘する。
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 写真は、Gibson Robot Guitarのテールピース(前面)とブリッジだ。ブリッジは、その上を通っている各弦の相対音高を検知する。テールピースは、ピッチデータが弦を介してギター本体内の回路からペグヘッド内の回路に伝える仕組みになっている。ペグヘッドとは、チューニングペグの巻き上げ、巻き戻しを行う部分だ。Tronicalシステムのハードウェアは、楽器に最小限の修正を加えるだけで取り付け可能だ。同システムは7種類のプリセットを備えている(これらのプリセットはユーザーが変更可能)が、チューニングライブラリはサポートしていない。同システムの制御は、ギターの本体に1つだけ付いている、発行ダイオード(LED)付きのプッシュプル式ノブで行う。また、このシステムは、アクティブなフィードバックループを使って、弦のテンションを望ましいピッチに修正する。つまり、システムを正常に機能させるためには、開放弦を鳴らさなくてはならない。TronicalのPowertuneの場合、チューニングの変更時に開放弦を鳴らす必要があり、またPerformerシステムの場合よりも時間を要するため、チューニングは演奏中ではなく演奏の合間に行われる場合が多いだろう。GibsonのCEOであるHenry Juszkiewicz氏によると、GibsonはPerformerを開発したNeil Skinn氏と協力してきたという。Skinn氏が開発したシステムは「すばらしく、今後さらにいくつかのオプション機能が加わるだろう。しかし、一般のギタープレーヤーには受け入れられないだろう」とJuszkiewicz氏は指摘する。

提供:Gibson USA

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