オンライン生産性スイートを提供するZohoは米国時間11月26日午前、「Zoho Writer」に完全なオフライン機能を装備したと発表した。2007年になってZohoはZoho Writerの部分的なオフライン機能をリリースしていたが、文書を閲覧するだけで編集はできなかった。今回の変更のメリットは何か。幸運なことに、感謝祭後のささやかな贈り物として、「Google Gears」を使用することによってオフラインでの編集機能がフルに利用できるようになった。
オフライン機能はこれまでになく簡単になった。オフラインに移行するには、トップにある「Go Offline」ボタンをクリックしてZohoにGoogle Gearsを使用する許可を与えれば準備完了である。オフラインで文書を編集して再びインターネットにアクセスするには、「Go Online」のリンクをクリックすればオンライン状態になる。すべての変更内容は自動的にZohoのサーバと同期されるので、何の心配もなくインターネットにアクセスできる。
筆者も多くの機会でGoogle Gearsを利用した「Google Reader」のオフライン機能を使用したことがあるので、Zohoで良好に動作しても少しも驚かない。Googleはオフラインウェブアプリケーション用のキラープラットフォームを構築した。Zohoは「Google Apps」が実現する前からワードプロセッサのオフライン機能を提供しているので、現在のところ一歩リードしているといえる。Zohoは現在14種類のオンライン生産性サービスを提供しているので、そろそろMicrosoftも気にし始めるころかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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