Googleは米国時間11月8日、Google EarthとGoogle Mapsの公式ブログ上でGoogle Earthのアップデートを発表した。
今回のアップデートでは、気象情報を表示する「Weather」レイヤーが追加された。このレイヤーには、雲の情報を表示する「Clouds」、ドップラーレーダーによる降水情報を表示する「Rader」、天候と天気予報を表示する「Conditions and Forecasts」、各情報がいつのものか確認できる「infomation」を提供するとしているが、日本語版のGoogle EarthではConditions and Forecastsの項目は確認できていない。
雲のデータはNaval Research Laboratory in Montereyが提供しており、1時間ごとに更新されるが、表示されるデータ自体は2、3時間前のものとなる。レーダーは15分ごとに更新されるほぼリアルタイムの情報で、現在米国の一部のみしか表示されないが、近日中にヨーロッパやプエルトリコ、米国のハワイ諸島やアラスカの情報も提供する予定だ。レーダーと天候情報はWeather.comによるもの。
また、Googleでは24時間の雲の情報と6時間のレーダー情報をKMLデータで提供している。これをダウンロードすることで、雲やレーダーのアニメーション表示も可能となっている。
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