Yahooは米国時間10月29日夜、人気の高いインスタントメッセージ(IM)クライアントの新バージョン「Yahoo Messenger 9.0」(ベータ版)を公開した。電話とIMの転送や、動画と写真の共有など、さまざまな機能が強化されている。しかし、最も人気が出そうなのは、新しいエモティコンだ。
Yahoo Messenger 9.0ではインターフェースを刷新し、背景デザインを簡単に変更できる「スキン」機能が加わったほか、「thumbs up(親指を上に向けた「賛成」「満足」の合図)」「thumbs down(親指を下に向けた「反対」「不満」の合図)」「rock on(黄色い顔のアイコンがロックスターのようなポーズで2本の指を突き立てている)」などのエモティコンが新たに加わった。
こうした見た目の変更のほか、より印象的な変更もある。たとえば、連絡したい相手の名前の上にマウスポインターを移動するとメニューが表示され、これをクリックするだけで、連絡先への発信や、テキストメッセージおよびIMの送信が簡単に行えるようになった。また、このメニューの左端にある矢印をクリックして相手のアバターを拡大表示し、IMの送信、メールの作成、連絡先情報の編集などを行える。また、コンピュータから友人の携帯電話にテキストメッセージを送信することも可能だ。これらの通信機能は、以前のバージョンにもあったが、分かりやすさや容易さの点で改善されている。
さらに、オフライン時に送られてきたIMをモバイル機器に転送する機能や、電話の着信を指定した電話番号に転送する機能も加わった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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