Yahooは現在、Microsoftの次期OS「Windows Vista」に対応したインスタントメッセージ(IM)サービスの新版を開発している。
「Yahoo Messenger for Vista」は米国時間1月8日、ラスベガスで開催のConsumer Electronics Show(CES)で披露され、第2四半期中にはパブリックベータ版が提供開始される予定だ。同製品ではコンタクトウインドウを自在にリサイズしたり、チャットウインドウを開かずにチャットを開始したり、カラーホイールを用いて背景色を容易に変更したりすることが可能だ。さらに、画像をフルスクリーンサイズで共有することもできる。ユーザーは複数のチャットウインドウを1つのタブウインドウにまとめたり、コンタクト情報をデスクトップにドラッグ&ドロップすることで別枠で表示することができる。
Yahooの提供するネットワークアフィニティグループをもとに、ユーザーがメンバーに入っていれば、コンタクトグループを自動で作成することができる点も今回加わる新しい機能だ。例えば、Yahoo Fantasy Footballグループに登録しているユーザーは、そのほかのメンバーのコンタクト情報もYahoo Messengerのウインドウの中や別ウインドウに表示させることができる。
Yahoo Messenger for Vistaはまた、Vistaに搭載されるデスクトップサーチ機能を利用することで、ユーザーがコンピュータ内に保存された画像を検索することも可能。同製品にはアニメーション表示ができる新しいエモティコンが搭載される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」