[レビュー]音楽時々ビデオ、所によりYouTube(第2回)--アップル「iPod touch 16Gバイト」

Apple
内容: iPodがスタイルを大きく変えて登場した。クリックホイールを捨て、すべてディスプレイの表面とスマートなタッチ操作を実現するインターフェースを備えたiPod touchがそれである。実のところすでにiPhoneを触った僕としては、大きな驚きはなかったが、ケータイであるiPhoneとは違うクライアントとしてのミライを感じることになった。連載第2回は、日本語入力やCover Flowなどにフォーカスしてお伝えする。
>>iPod touch(第1回)レビューはこちらから

日本語の予測表示のストレス以外は満点のキーボード

 iPod touchにはウェブブラウザやアドレス帳、スケジュールなどのアプリケーションが入っている。これらに不可欠なのは文字入力のインターフェースであり、当然のようにiPod touchにもヴァーチャルキーボードが用意されている。

 このキーボードは、僕が使ってきた今までのスマートフォンも含め、小型端末のキーボードとしてもっとも使いやすい。

 SafariやiTunes Wi-Fi Store、アドレス帳などで文字入力が必要になった場合、ヴァーチャルキーボードは画面の下半分にオーバーレイして登場する。日本語版の場合、画面の下1/4にQWERTYキーボードが、そのすぐ上1/4には候補表示用のスペースが出てくる。早速ローマ字入力でURLや検索キーワードなどを入力すればよい。

 キートップを押すと、押したアルファベットが拡大表示されるので、何を押したか確認できる。はじめは外すかも知れない。しかしキートップから指が離れたときにその文字が入力されるため、「Y」を押そうとしたときに「U」に触ってしまっても、押したまま「Y」のキートップまで指をスライドさせてそこで離せば、誤入力を未然に防げる。

  • アドレスのアプリ。楽曲表示と同様にアルファベットでリストされる。日本語の名前は一番下にまとめられてしまう

  • リストの「+」ボタンを押すと、連絡先追加の画面に移る。登録したコンタクトは、iTunesに接続したとき、同期することが可能

  • 名前入力画面。ヴァーチャルキーボードがここでも活躍する

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