[レビュー]音楽時々ビデオ、所によりYouTube(第2回)--アップル「iPod touch 16Gバイト」 - (page 4)

Apple
内容: iPodがスタイルを大きく変えて登場した。クリックホイールを捨て、すべてディスプレイの表面とスマートなタッチ操作を実現するインターフェースを備えたiPod touchがそれである。実のところすでにiPhoneを触った僕としては、大きな驚きはなかったが、ケータイであるiPhoneとは違うクライアントとしてのミライを感じることになった。連載第2回は、日本語入力やCover Flowなどにフォーカスしてお伝えする。
  • 指で写真を引き伸ばすと、拡大できる

 もし電車やバスで椅子に座れた場合は、ビデオを楽しんでみよう。映画やドラマなんかは最初から最後まで続けてみたい、と思うモノだが、iPod touchで移動時間に途切れ途切れで見ていくのも、実は違和感のないスタイルであることに気づかされる。こうなると、日本でもiTunes Storeなどでのビデオ販売やレンタルが期待される。

 電車やバスから降りるとき、乗り換えるときなどは、映像を見ながら歩くのは危険だ。1度途切れ途切れで映像を見ることに違和感がないと気づくと、潔く映像視聴をやめて、音楽に切り替えて席を立っても良いだろう。その方がバッテリの持ちも良い。

 iPodがある移動時間に、ビデオが本格的に、しかも快適なスタイルで入ってくるきっかけとなるのが、このiPod touchである。ユーザーはYouTubeで楽しむビデオだけでなく、オフラインで楽しめるビデオコンテンツを探し始めることになる。さすが毎日楽しめるほどホームビデオはないわけで、ダウンロードサービスの登場が待たれる。

  • 写真はiPhotoなどのアルバムで管理できる。再生ボタンを押すとスライドショーが始まる

  • 写真は画角通りに表示される

  • iPod touchを横長に構え直すと、写真も自動的に回転する

  • ジャケットをタップすると収録曲がリストされる。ここから選んで再生させることも可能

  • ビデオにもサムネイル画像が付く。音楽と違い、時間も表示される

  • 映像再生をはじめると、画角は横長になる

>>iPod touch(第1回)レビューはこちらから

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