マイクロソフトは10月10日、独自調査「子供と親のインターネット利用意識調査」の結果を発表した。この調査は2005年から開始しており、今回で3回目となる。
調査結果によると、子どもは親が認識している以上にネットを利用しており、メールやブログ、掲示板、チャットを中心としたコミュニケーションサービスを活用していることがわかった。
また、コミュニケーション相手については、ほとんどの親が「学校や塾の友人、または家族」と考えているのに対し「ネット上で知り合った実際に会ったことのない」相手(同世代だけでなく大人も含む)も存在している、などが明らかになった。
有害サイトブロックサービスについては、認知度はこの3年間で向上してきているものの、どこでサービスが提供されているかわからない、設定方法がわからないなどで利用していないケースが多い。
子どもが親にしてほしくないことでは、ウェブの履歴を見られることやメールを見られることという回答が多かった。その反面、親の実際の対策は、子どものウェブの履歴を見ることやメールを見るという回答が多くなっている。
この調査は、子どものインターネット利用状況および危機意識の把握と親の意識の差異を分析し、キッズセーフティに積極的に取り組むために実施されているもの。
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